桜巡り

早朝から桜巡りに出発しました。先ずは嬉野百年桜です。

いつものように満開のすばらしい姿でした。畑で仕事をされていた地主の方に了解を得て畑に入らせて

いただきました。それを知らない人が乱暴な言葉で文句を言ってきたので喧嘩なりましたが、不愉快な気分で

桜巡りがスタートしました。次は武雄の順応寺です。人も少なく無人の写真が撮れました。

次も近くの馬場の山桜です。有名になって沢山の人でした。見上げたまま十分程動かないおじさんが居て

皆さん苦笑でした。怒鳴る人なんていない春のうららかな光景でした。

次も武雄のジラカンスの桜です。

ここも近年名が知れて訪れる人が多くなっています。ただ逆行なので昼間は池に移る姿を綺麗に写すのは

難しく、夜のライトアップがきれいです。

次は日田の大原の枝垂れ桜を見に行きました。しかしすでにほとんど散っていて絵になりませんでした。

日田の豊後中村駅に立ち寄りましたが、列車が来るまで三十分以上あり、ホームからの景色だけの写真

になりました。

次に寄ったのが熊本の、前原の一本桜です。残念ながらここの桜はまだ蕾で、来週の開花でしょうか。

次が日田市上津江町川原幸又のエドヒガン桜の巨樹です。市内最大の大きさで天然記念物に指定

されています。千年桜と呼ばれて尊敬を集めてるそうです。ロケーションが悪くこの桜の迫力を

伝えられないのが残念です。苔むした幹に植生が沢山寄生し、枯れたり折れた枝がそのまま在り、

長い年月を生き抜いた力強さが伝わってきます。今回一番感動を覚えた桜です。又訪れます。

次に竹田の枝垂れ桜群をみに行きます。道中阿蘇高原はバイクのツーリングを楽しむ人に出会います。

私を追い越した大型バイクが右の坂下から飛び出した鹿と激突しました。ライダーと鹿は二十メートル程

宙を飛び、道路に横たわったまま動きがななく、鹿は内臓が飛び出して即死状態でした。通り掛かった

ライダーと安全課確保と救急車の電話をし、二時間ほど現場で待機していました。なんとか意識はある

みたいで、ドクターヘリの待機場まで搬送されました。避ける事も、ブレーキかける暇もなく一瞬で事故に

遭う人と、のんびり桜見物する人の差はどこで生まれるんでしょうね。薄曇りで竹田に入ったのは五時前でした。順照寺も後藤家も墓守桜もまともに写りませんでした。古荘家のみごとな桜を載せて起きます。三〇〇年

を超す古い民家のに庭の桜です。竹田の枝垂れ桜は民家に守られた桜たちです。又いつか青空の時に訪れたいと

思っています。