令和の初めは無言館から
夜が明けると犬と散歩に出かけます。
夜は嬉しそうに一緒にねてますが、朝は早くから目覚め、
ゴソゴソします。車の中で阻喪することもなく、お利巧
なので、朝は犬に付き合います。小諸城に寄った後、向かう
のは無言館です。小諸迄足を延ばしたのは、ここに寄りたかった
からです。開館時間前と分かっていたのですが、どうしても寄り
たかったのです。昨年、巡回展を見て心を動かされていました。
戦没画学生の魂が眠るこの場所を、自分の頭に焼き付けておきたかった
のです。山裾の小高い丘に新緑の木に囲まれて佇むその姿は美しい姿
でした。令和の初めの日に訪れる事が出来たのを感謝します。
強行日程で乗鞍スカイラインを目指します。霧のかかる白樺林を通り、
通行止めのスキー場のリフトの終点迄上り、引き返します。白川郷を
目指して山間を走りますが、雪を被った山を見上げながら新緑の道を走る
のは楽しかったです。何とも新鮮な緑でした。途中思いもかけず、巨大な
古木の桜に出会いました。荘川桜です。名前は知っていましたが、満開の
荘川桜に出会えるとは予想外でした。ナビ任せの道中で、予想外の物に
出会った感動は別格です。雨がぱらつき薄暗い中では綺麗に写す事は
出来ませんが、500年を超す年輪を重ねた桜の凄さを十分感じました。
白川郷を歩きながら、生活の場所が観光地になってしまって大変だろうな、
と思います。外人さん達は庭先でも、立ち入り禁止でもロープ跨いで入って
いきます。雪の白川郷が人気の理由がよく分かります。生活臭を隠して
くれますからね。5時を過ぎると駐車場の管理も警備も無人になり出入り自由
です。宿泊を予定していた道の駅の温泉が休館中でガッカリでした。
小諸城址の花壇の花です。うらやましい!
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